我が家の愛犬は今年16歳。目が見えにくくなってきたのと、足腰が弱ってふらつきがあるため、以前のご飯台だと器に衝突してひっくり返してしまうことが増えました。
そこで今回は、台に穴を開けて器が“ハマる”構造にし、ぶつかっても倒れにくいご飯置き台をDIYしました。材料はシンプル、やることも少なめ。だけど効果は大きかったです。
完成イメージ
完成したご飯台は、器が穴に収まるのでズレにくく、ひっくり返りにくいのが特徴です。老犬の「見えづらさ」に合わせて、ぶつかっても被害が出にくい形にしました。




失敗したら悲しくなるのは愛犬も一緒。失敗しないご飯台は嬉しいね♪
今回の設計ポイント(老犬向け)
- 器が穴にハマるので、ぶつかっても倒れにくい
- 台がズレにくく、床が濡れたり汚れたりする回数が減る
- 適度な高さで、首を下げすぎず食べやすい
- 角を面取りして、当たっても安心
材料・工具
材料
天板は家にあった厚さ30㎜の杉の板を、幅340㎜、奥行き190㎜にカットして使いました。
脚用の角材も、天板と同じ杉の板を、幅70㎜、奥行き50㎜にカットしたものです。
| 材料名 | 数量 | 参考価格 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 天板用の板材 | 1枚 | 約400円 | 厚みがあると安定します |
| 脚用の角材 | 4本 | 約100円 | 同じ高さにそろえる |
| 木工用ボンド | 適量 | 10円 | 接着用 |
| 紙やすり | 数枚 | 50円 | 穴の内側は念入りに |
| 合計金額 | – | 約560円 | – |

今回は家にあった端材等で作ったので実質は0円でした。参考価格には購入した場合の概ねの金額を、サイズで按分して記載しました。
工具
- 丸ノコ(天板と足のカット用)
- インパクトドライバーまたは電動ドリル(ジグソー刃を入れる下穴用)
- ジグソー(円のくり抜き)
- トリマー(面取り/なくても可)
作り方
STEP1:器サイズに合わせて円を書く
時間:5〜10分
注意点:器がきつすぎると出し入れが大変。ゆるすぎるとズレます。
円の中心になる部分にネジを打ち、麻ひもを結んで固定。長さを調整した麻ひもの先を輪にして結び、鉛筆を引っ掛けてぐるりと円を描きます。コンパスがあれば一番簡単ですが、うちにはなかったのでこの方法で円を描きました。(コンパスは100円ショップで一つ買っておくと便利です)


STEP2:ジグソー用の下穴を開ける
時間:3分
注意点:刃が入る大きさの穴を、円の内側に。
円の内側にジグソーの刃が入る大きさの穴を開けます。直径の大きなドリルがあれば一度でOKですが、なければいくつか穴を開けて繋げれば大丈夫です。

STEP3:ジグソーで円をカット
時間:20〜40分(2つ分)
注意点:無理に曲がらず、少しずつ進める。刃の熱にも注意。
ジグソーで円を切るのは、思いのほか難しいんですよね。思ったように切れずに歪んでしまったり(泣)慣れが必要だとは思いますが、刃の当たっている部分よりも少し先を見ながらゆっくり切っていくとうまく切れますよ♪



STEP4:トリマーで面取り
時間:10〜20分
注意点:逆目に当たると欠けやすいので、慎重に。
トリマーは必ず使う必要はありません。紙やすりでも大丈夫ですが、今回は少し角度のついた面取りをしたかったのでトリマーを使いました。というか昨年購入したのですが、活躍の場が少なかったので使ってみました(笑)

STEP5:脚を4本カット
時間:10〜15分
注意点:4本の高さがズレるとガタつきます。できるだけ同じ長さに。
天板をカットした時に出た端材で脚を作りました。スライド丸ノコがあればピッタリの長さに切るのは簡単ですが、うちにはないので、丸ノコで慎重にカットしました!

STEP6:仮置きしてバランス確認
時間:2分
注意点:ガタつきチェックはこの段階で。

STEP7:やすりがけ(穴の内側も丁寧に)
時間:15〜30分
注意点:穴の内側は手が当たりやすいので、ささくれゼロを目標に。
ヤスリは120番でささくれなどを落として、240番→400番で仕上げました。そこまでしなくても触り心地は良い感じでしたが、400番まで使って仕上げたのは…愛ですね(笑)

STEP8:木工ボンドで脚を接着
時間:10分(+乾燥)
注意点:はみ出したボンドは乾く前に拭き取る。固定してズレないように。
普段行うDIYならボンドで固定した後にビス留めしますが、今回は室内で使うことと、大きな負荷はかからないだろうと思い、ボンドのみで固定することにしました。使っていて外れるようなことがあれば、ビス留めしようと思います。


使ってみた感想(老犬の“困りごと”が減った)
以前は器にぶつかるたびに「ガシャン」となってしまい、床が濡れたり、ご飯が散らばったり。本人もこちらも落ち着かない時間になりがちでした。
でも今回のご飯台は、器が穴に収まるのでズレません。視界が不安定でも、器の位置が固定されているだけで食べやすそうです。


まとめ|老犬になったら“道具側”を寄せてあげる
老犬になると、目・足腰・反応速度など、少しずつできないことが増えていきます。だからこそ、環境を整えることが、毎日のストレスを減らしてあげられると感じました。
器を置くだけの台から、器がハマる台へ。小さな工夫ですが、ひっくり返りにくくなって、食事の時間が落ち着きました。
同じように「器をひっくり返して困っている」「老犬が食べづらそう」と感じている方のヒントになればうれしいです。

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