鉢植えの根が地面に張っていた!キウイの鉢を壊して地植えにした失敗談

植物・ガーデニング

キウイを地植えにしようと鉢を持ち上げたところ、鉢底から太い根が伸び、その下の地面にまで張っていました。

できるだけ根を残したかったので、プラスチックの鉢を壊して外すことに。ジグソー、ハサミ、ニッパーを使い、2つの鉢を外すだけで約2時間かかりました。

しかも、1鉢目ではジグソーで結構太い根を切ってしまいました。根を守ろうとして始めたのに、自分で傷つけてしまったのです。

ようやく地植えにはできましたが、鉢から株を取り出すまでに、こんなに苦労するとは思っていませんでした。

春から地面に直接置いていたキウイ2鉢

キウイを購入したのは2024年です。雌株の「ヘイワード」と雄株の「トムリ」の2株を、植える場所が決まらないまま鉢で育てていました。

庭の地面に直接置いたキウイのプラスチック鉢2つ
地植え前のキウイ2鉢。2024年に購入し、植える場所が決まるまで鉢で管理していました。

今の場所で地面に直接置くようになったのは、2026年の春からです。秋になり、いよいよ地植えにしようとしたところで、鉢の外へ伸びた根に気付きました。

植える場所が決まるまでのつもりでしたが、その間にも根は伸びていたようです。

キウイを植える場所がなかなか決まらなかった経緯は、妻のポタジェ観察日記にも書いています。

鉢底の小さな穴から、太い根が地面へ伸びていた

横にしたキウイの鉢底から外へ伸びた太い根と細根
鉢底から外へ伸びていた根。細い根だけでなく、太い根もありました。

鉢底を見てみると、小さな穴を通って根が外へ出ていました。細い根だけならともかく、結構太い根まであります。

まずは周りの土を掘り、地面に張っていた根を取り出しました。次に困ったのが、根の通っている鉢底の穴です。

この根を残して地植えしたい。でも、穴に引っ掛かっているので、そのまま鉢から株を引き抜くことはできません。

鉢ごと埋めてしまうことも考えました。ただ、これから大きく育ってほしかったので、鉢は取り外すことにしました。

根を残すために、鉢のほうを壊す。今回は、そうすることにしました。

鉢を切り開いたら、ジグソーで太い根まで切ってしまった

使ったのは、ジグソー、ハサミ、ニッパーです。

根に当たらないと思ったところはジグソーで切り、根に近いところはハサミで少しずつ切り開いていきました。

側面を縦に切り開いたキウイのプラスチック鉢
側面を切り開いたプラスチック鉢。内側には根があり、刃を入れる場所に苦労しました。

ところが、1鉢目で大胆にジグソーを入れたところ、結構太い根まで切ってしまいました。

残したくて苦労している根を、自分で切ってしまった。

これは、かなり落ち込みました。外から見て大丈夫だと思っても、鉢の内側にある根の位置までは分かっていませんでした。

今回のジグソーでの切断は、失敗した作業として残しています。見えない根の近くへ刃を入れる方法はおすすめできません。根だけでなく手を傷つけるおそれもあるため、工具は取扱説明書に従い、切断箇所と刃の先の位置を確認する必要があります。

一番苦労したのは、鉢底の穴の周囲

キウイの根の近くにあるプラスチック鉢をハサミやニッパーで切り開く作業
根に近い部分は、ハサミやニッパーで鉢を少しずつ切り離しました。特に鉢底の穴の周囲が大変でした。

側面を切って開いても、それだけでは鉢は外れません。底の小さな穴に通っている太い根が、最後まで引っ掛かります。

根を残すには、その周囲にあるプラスチックを切り離すしかありません。ハサミやニッパーも使いながら、少しずつ外していきました。

太い根の周囲にプラスチック鉢の一部が残っているキウイの根鉢
鉢を大きく切り開いても、根に引っ掛かる部分が残ります。最後まで細かな作業が続きました。

結局、2つの鉢を外し終えるまでに約2時間。まだ地植えする前なのに、鉢から出すだけでずいぶん時間がかかってしまいました。

鉢を切って外すことと、工具の選び方は別でした

米国ミネソタ大学の樹木・低木の植え付け資料にも、植物が抜けない場合に容器を切って外す方法が紹介されています。ただし、容器を切る工具までは指定されていません。

鉢を壊して外すという選択をしても、どう切るかは別の話でした。次に同じ状況になったら、まず鉢底と根の位置を確かめ、見えないところへ刃を進めないようにしたいです。

参考:ミネソタ大学「Planting and transplanting trees and shrubs」(英語・2026年10月確認)

鉢を外したキウイは、その日のうちに地植え

鉢を外したキウイの根鉢と、地面に置いたプラスチック鉢の破片
鉢を取り外したあとの根鉢。足元には、切り離した鉢の破片が残っています。

ようやく鉢が外れ、2株ともその日のうちに地植えしました。

木製フェンスの前に地植えしたキウイ2株
鉢を外したあと、2株ともフェンス前へ地植えしました。これからの生育を見ていきます。

植えるところまで進められたのはよかったのですが、切ってしまった根は気になります。今後の生育にどう影響するかは、まだ分かりません。

これからの様子を見ていきたいと思います。

鉢底から地面へ根を張らせないために、見直したいこと

今回のことがあって、鉢底から地面へ伸びる根への対策を調べました。わが家でも今後は、鉢の置き方と鉢底の確認を見直したいです。

鉢を地面から離し、底に空気が通る隙間をつくる

国際緑化推進センターの育苗資料では、鉢を棚に載せて地面から離す方法が紹介されています。鉢底から出た根の先端を空気に触れさせ、伸長を止める「空気根切り」という方法です。

育苗についての資料ですが、鉢の置き方を考える参考になりました。わが家でも、長く鉢で管理するものは、安定した鉢台などを使って底を地面から離したいと思います。

その際は、排水穴をふさがず、鉢底に空気が通る隙間をつくることを意識します。

台に置いて終わりにせず、鉢底も確認する

ただ、台に置けばそれで安心、とも考えないようにしたいです。同じ資料でも、底のある鉢では空気根切りをしても、鉢の中で根が回る問題は残ると説明されています。

今後は、水やりや季節の手入れの際に鉢底も確認します。外へ根が伸びていたら置き方を見直し、鉢の中で根が混み合っていれば、植物に合った時期の植え替えも検討したいです。

参考:国際緑化推進センター「ポット苗」(育苗における土中への根の伸長・空気根切りの説明)

まとめ|地植えの前に、鉢を外すだけで約2時間

今回のキウイは、根をできるだけ残そうとして、2つの鉢を壊して外すまでに約2時間かかりました。鉢は再利用できなくなり、残したかった太い根も一部切ってしまいました。

植える場所が決まるまで、と思って置いていた鉢でしたが、その間に根は地面まで伸びていました。

地面に直接置いている鉢があれば、葉や枝だけでなく、鉢底の様子も確認してみてください。

私も次は、地植えしようとしてから慌てないように、鉢の置き方と底の状態を気にしておこうと思います。

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