【春に咲くつるバラ】南部ザクラの魅力と育て方|初心者でも扱いやすい理由

植物・ガーデニング

 雪が溶けて、庭の土が少しずつ見えはじめる頃、今年はどんな景色になるんだろう」と毎年少し楽しみになりますよね。

 わが家でも、そんな春の始まりに楽しみにしているのが南部ザクラです。

 まだ少し肌寒さの残る時期に、やわらかいピンクの花がふわっと咲きはじめると、それだけで庭の空気がやさしく変わります。
 「今年もちゃんと咲いてくれたな」と、毎年ほっとする存在なんです。

 今回は、実際に育てて感じた南部ザクラの魅力と、初心者にもおすすめしやすい理由を、体験ベースでまとめます。

南部ザクラは春の庭の印象をやさしく変えてくれるバラ

 南部ザクラを植えてまず感じたのは、咲いたときの存在感です。

 最初は細い枝があるだけでも、春になって花が咲きそろってくると、一気に庭の雰囲気が変わります。派手すぎる華やかさではなく、やわらかくて自然な明るさが出る感じです。

 特に、パーゴラやアーチに沿わせて育てると、空間の見え方がぐっと変わります。
 それまで何となく空いていた場所が、春には「ここが見どころ」と思える場所になるんですよね。

 満開の時期には、思わず写真を撮りたくなるような景色になります。

咲き始めの南部ザクラ
満開の南部ザクラ

南部ザクラを植えてよかったと感じる理由

 南部ザクラは、これまでに植えた植物の中ではトップクラスのお気に入りです!全てが好きなのですが、その中でも次の3点が特に良かったと思う点です。

トゲがほとんどなくて扱いやすい

 つるバラというと、「トゲが多くて大変そう」「誘引や剪定が怖そう」と感じる方も多いと思います。自分も最初はそのイメージがありました。

 でも、南部ザクラは実際に育ててみると、かなり扱いやすいです。トゲがほとんどないので、枝を動かすときのストレスが少なく、作業への抵抗感がぐっと下がります。

 初心者にとっては、この「気持ちのハードルが低い」というのがかなり大きな魅力だと思います。育てる以前に、触るのが怖いと続きにくいですからね。

横に広げると花の見え方が大きく変わる

 南部ザクラは、ただ伸ばすだけでも育ちます。ですが、育ててみて実感したのは、枝をどう広げるかで花の見え方がかなり変わるということでした。

 最初は縦に近い形で伸ばしていたのですが、それだと「伸びてはいるけど、思ったほど花が目立たないな」という印象でした。

 ところが、枝を横に広げるように誘引してみると、花つきがぐっと良くなりました。側枝が増えて、全体に花が散るように咲くので、見た目のボリュームがまるで違います。

 この変化は、実際にやってみるとかなり面白いです。
 同じ株でも、育て方ひとつでここまで変わるんだなと感じました。

👉 誘引の詳しいやり方はこちら
【つるバラ誘引】南部ザクラをパーゴラに誘引|春にやる基本の手順とコツ

誘引の様子①
誘引の様子②

パーゴラやアーチに沿わせると庭の主役になる

 庭づくりをしていると、「全体としては悪くないけど、どこが見どころなのか分かりにくい」と感じることがあります。

 そんなとき、南部ザクラのようなつるバラがあると、自然と視線が集まる場所を作りやすいです。

 枝がしなやかなので、パーゴラやアーチにも沿わせやすく、形を整えながら育てやすいのも助かるところです。
 春に花が広がると、その場所がそのまま庭の主役になります。

 「庭にひとつ印象的な場所がほしい」と思っている方には、とても相性のいいバラだと感じます。

パーゴラの内側からの景観

実際に育てて感じた注意点

 もちろん、育てやすいからといって完全に放っておけるわけではありません。

 成長はわりと早く、気づくと枝が思った以上に伸びていることがあります。何もしないままだと形が崩れやすく、せっかくの良さが出にくくなってしまいます。

 そのため、ときどき枝の向きを整えたり、不要な枝を軽く剪定したりする手入れは必要です。

 とはいえ、特別に難しい作業ばかりではありません。少しずつ慣れていけば十分対応できるので、「難しいバラ」というよりは、手をかけた分だけちゃんと応えてくれるバラという印象です。

どう誘引していくか考える時間は楽しい時間♪こだわり抜いてみるのもありですね!

こんな人には南部ザクラが向いています

 南部ザクラは、見た目のやさしさだけでなく、扱いやすさとのバランスがいいバラです。

 そのため、はじめてつるバラに挑戦してみたい方や、ナチュラルな雰囲気の庭を作りたい方には特に向いていると思います。
 また、「バラはきれいだけど手がかかりそう」と感じている方にも、試しやすい品種です。

 実際、自分も構えすぎずに育てられたので、初心者が最初の一株として選ぶのにも合っていると感じています。

まとめ|春の庭にやさしい主役を作りたいならおすすめ

 南部ザクラは、トゲが少なくて扱いやすく、育て方しだいで花の見え方が大きく変わる、魅力のあるつるバラです。

 しかも、パーゴラやアーチに沿わせると、庭の中に自然な見どころを作ってくれます。
 「春の庭にやさしい華やかさがほしい」「でも、あまり身構えずに育てたい」そんな方にはかなり合うと思います。

 まずは一株からでも大丈夫です。
 春の庭づくりの楽しみを、ひとつ増やしてみてください。

👉 春に咲く花の記事はこちら
【春一番に咲く花】プリムラを植えてよかった理由|雪国の庭に合う早春の花

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