【妻のポタジェ観察日記⑬】「スープにしたら美味しかったね」|庭で採れたかぼちゃが食卓へ

植物・ガーデニング

仕事を終えて帰宅すると、今日も妻が夕飯を用意してくれていた。

最近は、庭で採れた野菜が食卓に並ぶことも珍しくなくなった。レタス、ルッコラ、きゅうり、トマト、ネギ……。料理に使われていても、以前ほど驚かなくなっている。

しかし、今夜は少し違った。

食卓に、普段はあまり見かけないかぼちゃのスープが並んでいたのである。

「これは……あれか」

わが家の庭で採れた、あのかぼちゃだ。

一株だけ植えたかぼちゃから4個収穫

今年、妻が庭に植えたかぼちゃは一株だけだった。

その一株が大きな葉とツルを伸ばし、実も少しずつ育っていった。途中からは、ネットで支えながら育てていたものもある。

ネットで実を支えながら庭で育てているかぼちゃ
9月12日のかぼちゃ。大きくなった実をネットで支えながら育てていた。

そして9月21日、ついに収穫した。

一株から採れたかぼちゃは、全部で4個。

庭で収穫して木製の台に並べた4個のかぼちゃ
9月21日に収穫した4個のかぼちゃ。全部、同じ一株から採れたものだ。

こうして並べてみると、なかなか立派である。一株だけだったことを考えると、わが家としては十分な収穫だった。

カーポート下で日陰干ししていたら、カラスが来た

収穫した翌日の9月22日からは、カーポート下に置いて日陰干ししていた。

カーポート下の板の上に並べて日陰干ししている4個のかぼちゃ
収穫の翌日からは、カーポート下に4個並べて日陰干ししていた。

それから約2週間。毎日そこにあるのが当たり前になり、私もそれほど気にしなくなっていた。

ところが10月4日、カーポートの方を見ると、カラスがかぼちゃをつついていた。

おいおい。ぶどうだけじゃなく、かぼちゃも狙うのか(笑)。

4個のうち、どれをつついていたのかはもう分からない。翌日、妻がかぼちゃを料理したのも、このカラスを見たからというわけではない。

ただ、置いてあるかぼちゃにもカラスが来るとは思っていなかった。

ぶどうは前年にカラスへ食べられたため、今年は棚をネットで囲って収穫まで守った。そのときの収穫記録はこちら。

10月5日、かぼちゃがスープになって食卓へ

そして10月5日。収穫した4個のうち1個を、妻が料理してくれた。

切ったかぼちゃの中は、鮮やかな黄色だった。

半分に切ったかぼちゃの黄色い果肉と種
調理前のかぼちゃ。半分に切ると、黄色い果肉と中の種が見えた。

そのかぼちゃが、今夜のスープになったのである。

花柄のカップに盛り付けた庭のかぼちゃで作った黄色いスープ
庭で採れたかぼちゃが、妻の作ったスープになって食卓に並んだ。

私は妻に聞いてみた。

「うちのかぼちゃはどう?固かった?」

妻
妻

市販のより柔らかかったよ。もしかしたら、まだ早かったのかな?

なるほど。収穫のタイミングがちょうどよかったのかどうかは、私には分からない。

とりあえず、スープを食べてみる。

美味しい。普通に美味しい(笑)。

「そっか。かぼちゃのスープ美味しいね」

そう言うと、妻が教えてくれた。

妻
妻

味付けしないで食べてみたら少し甘味が弱かったけど、スープにしたら美味しかったね♪

……。

味付けしないで食べてみたんだ(笑)。

妻は妻で、わが家のかぼちゃの味を確かめていたらしい。私は出来上がったスープを、美味しくいただくばかりである。

残りの3個は、次に何になるのだろう

少し前まで庭で育っていたかぼちゃが、今夜はスープになって目の前にある。

妻が「ポタジェがいい」と言い出した頃には、庭で採れたものが次々と食卓に並ぶところまでは想像していなかった。

最近では、それも少しずつ当たり前になってきた。でも、今日のかぼちゃのスープは、ちょっとうれしかった。

一株から採れた4個のかぼちゃは、まだ3個残っている。

次は何になって食卓に登場するのだろう。

その前に――。

カラスには気をつけよう(笑)。

庭で育ったものが夕飯になったのは、かぼちゃだけではない。バラ「シンデレラ」の下にいたネギが、鍋に入った日の話はこちら。

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