北海道で庭の冬支度をするとき、わが家で気になるのは雪の重みによる枝折れです。今回は、バラや果樹に行っている「なんとかなる冬囲い」の実例をまとめました。
この記事では、2025年にわが家で行った冬囲いを写真付きで紹介します。主な目的は、雪の重みによる枝折れへの備えです。植物の種類や大きさ、積雪の状況によって必要な対策は変わるため、わが家の作業例としてご覧ください。
■ バラの冬囲い|枝折れ防止と雪からの保護
つるバラは雪の重みと風の揺れでダメージを受けやすいので、我が家の南部ザクラは、ロープでしっかり束ねて強度をアップ。雪の重みで折れてしまわないようにしています。パーゴラに誘引したままでも良いのですが、雪の重みで折れてしまいそうな箇所がいくつかあるので、いつも誘引を解いて束ねています。
南部ザクラはトゲがほとんどない(たまにひょっこりある程度)ので作業も楽ちんです♪


ポイントは、枝を無理に曲げすぎず、自然な角度のまま囲うこと。雪国では「折らないこと」が最優先です。我が家では根元付近に台を置いて雪が積もっても支えられるよう配慮しています。
■ 大物バラ(シンデレラ)の壁面誘引シフト
こちらは薔薇のシンデレラ。壁面に誘引しています。冬囲いをする前に葉を落とし、無造作に広がっている枝を剪定します。最初の頃は立派に育った枝を切ることに躊躇していましたが、今や手に余すほど大きく育ったため、手がつけられなくなる前にガンガン剪定します(笑)
シンデレラのとげはとても大きく鋭いため、バラ用のグローブは必須です。服装も専用の服か、穴が開いても諦めのつくジャンパーなどを着ることをおすすめします。ジャージだとトゲが引っかかって、ほつれが無数にできてしまいます💦 シートは積雪による枝折れ防止の目的ですので、広がった枝をフワッとまとめる感じで覆い、ロープで縛ります。



ブルーの囲いはグラハムトーマス。まだ小さいので誘引できていません。黄色いケースは桃の木。一緒に囲っちゃいました(笑)
シンデレラは、切った枝の片付けにも苦労しました。トゲへの備えや、枝をゴミ袋に入れるために工夫したことは、こちらの記事にまとめています。
■ ブルーベリーはホームセンターで購入した木製の囲い
ブルーベリーは、雪の重みで枝が折れないよう、ホームセンターで購入した木製の囲いを使っています。2025年の冬囲い時点で、購入から約3年使っていたものです。
その前の冬には、雪の重みで囲いの足が折れてしまいました。そこで2025年の冬囲いでは、木材で補強しました。
真冬には、三角の頭が完全に雪で隠れてしまうんですよ。

■ 桃の木も枝折れを重点保護!
わが家の桃の木は、雪の重みによる枝折れへの備えを中心に冬囲いしています。例年、この場所はブルーシートの真ん中あたりまで雪が積もります。今回は根元への追加の防寒対策はしていません。

■ エアコン室外機も忘れずに!
植物ではありませんが、我が家ではエアコンの室外機も冬支度をしています。
このエアコンは、冬の間は暖房を含めて一切使用しません。その使わない期間の対応として、室外機をブルーシートで覆い、ビニール紐で固定しています。
これは、冬の間に運転しない我が家の実例です。冬もエアコンを使う場合は、同じように覆わないでください。 運転時は室外機の吸込口・吹出口を塞がないことが必要です。防雪対策は、お使いの機種の取扱説明書に沿って行ってください。

■ 小さなバラは支柱3本で三角すい型に囲う
まだ大きくないバラは、支柱を3本立てて三角すい状に囲っています。枝をまとめ、シートで覆ってロープで固定する、わが家の枝折れ対策です。積雪の状態によって囲いにかかる力も変わるため、必ず枝折れを防げるとは言えませんが、我が家では大きな被害なく冬を越せています。
写真は全て薔薇で、左からピエール・ルージュピエール・グリフィンディアナ。2枚目の写真がエリナ。囲ってしまえばどれがどれかは分かりませんね(笑)


■ 冬囲いの時期|我が家は休日と天気を見て作業しました
2025年は、11月23日に冬囲いをしました。作業日を決めた一番の理由は、休日と天気の都合です。天気に恵まれ、落ち着いて作業できました。
振り返ると、もう1〜2週間早くてもよかったように記憶しています。初雪の直前を狙って、この日に決めたわけではありません。
冬囲いをする日は、地域の気候や植物の状態、使う資材によって変わります。我が家の11月23日という日付は、一つの作業例として参考にしてください。これからも天気予報を確認しながら、雪が積もって作業しにくくなる前に、無理なく進めたいと思っています。
■ まとめ|“完璧を目指さず、守るところだけ守る”でOK
雪国の冬囲いは大変ですが、ポイントさえ押さえれば難しくありません。
- 南部ザクラは誘引を外し、枝を無理に曲げずに束ねる
- シンデレラなどのバラは、枝をまとめてシートとロープで囲う
- ブルーベリーは補強した木製囲いを使い、桃の木も枝折れに備える
- 室外機を覆う対応は、冬の間に一切運転しないわが家の実例です
タイトルのとおり「なんとかなるさ!」の精神で無理なくやってる感じですが、参考になればうれしいです! 冬囲いは面倒な作業ですが、春に無事に芽吹いた姿を見ると作業の大変さが一気に吹き飛びますよ♪
冬囲いで倒していた南部ザクラを、春に起こしてパーゴラへ誘引した様子はこちらです。




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