庭にレンガの小道を作りたいけれど、「初心者でもDIYできるの?」「モルタルなしでも大丈夫?」「防草シートは必要?」と迷っていませんか?
レンガの小道は、モルタルなしでも下地処理と防草対策をしっかり行えば、初心者でもきれいに作れます。
この記事では、実際に庭へレンガの小道をDIYした流れをもとに、整地・防草シート・砕石と砂の下地づくり・レンガの敷き方・目地の仕上げまで、初心者にもわかりやすく紹介します。
今回はモルタルで固める方法ではなく、砂の上にレンガを置いて作る「モルタルなし」の方法です。あとから微調整しやすく、ナチュラルな庭づくりにも合わせやすいのが魅力です。
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レンガの小道DIYの完成イメージ
今回作ったのは、庭の入り口から奥へ続くレンガの小道です。まだ庭づくりの途中ではありますが、小道ができるだけで庭に奥行きが出て、「ここから庭が始まる」という雰囲気がぐっと強くなりました。
レンガの小道は、まっすぐ敷いてもきれいですが、庭になじませたい場合は少しカーブをつけるとナチュラルな雰囲気になります。今回はきっちり直線にしすぎず、自然な流れを意識して作りました。


モルタルなしでレンガの小道を作るメリット
レンガの小道というと、モルタルでしっかり固めるイメージがあるかもしれません。ですが、庭のDIYならモルタルなしで作る方法も十分選択肢になります。
- あとからレンガの位置を調整しやすい
- ナチュラルな庭に合わせやすい
- 初心者でも作業しやすい
- モルタルを練る手間がない
- 必要に応じて部分的に直しやすい
今回は、砕石と砂で下地を作り、その上にレンガを敷く方法にしました。「レンガを置くだけ」に近い作り方ですが、下地を整えることでガタつきにくく、歩きやすい小道になります。
必要な材料と道具
今回のレンガの小道づくりで使った材料と道具は、ホームセンターで手に入るものばかりです。特別な道具がなくても作れますが、水平器とゴムハンマーはあると作業がかなり楽になります。
- レンガ
- 防草シート
- 砕石(5号)
- 砂
- スコップ
- ゴムハンマー
- 水平器
- 木材の端材(長さ60cmほど)
- 珪砂(けいしゃ)
- 転圧機
- 水糸
レンガの小道の作り方|全体の流れ
レンガの小道づくりは、次の流れで進めます。
- 小道を作る場所と幅を決める
- 地面を掘って整地する
- 防草シートを敷く
- 砕石と砂で下地を作る
- レンガの並べ方を決める
- レンガを敷く
- 目地に砂を入れて仕上げる
レンガを並べる作業は楽しいですが、仕上がりを左右するのはその前の下地づくりです。特に、整地と防草対策は手を抜かないのがおすすめです。
STEP1|小道を作る場所・幅・カーブを決める
作業時間の目安:15〜30分
使う道具:メジャー、スコップ、必要なら水糸
注意点:歩きやすさと庭全体の見え方を意識する
最初に、どこからどこまでレンガの小道を作るかを決めます。小道の幅やカーブの形は、完成後の雰囲気に大きく関わります。
まっすぐなレンガの小道はすっきり見えます。一方で、少しカーブをつけるとナチュラルな庭やガーデニングスペースになじみやすくなります。
今回は、庭の入り口から奥へ続く小道として、歩きやすさと庭になじむ雰囲気の両方を意識しました。厳密に測りすぎず、実際に庭を見ながら「このラインなら自然に見える」という位置を決めています。
STEP2|地面を掘って整地する
作業時間の目安:半日〜1日
使う道具:スコップ、水平器、木材の端材、コンクリートブロックなど
注意点:雑草をしっかり取り除き、左右の水平を意識する
小道の場所が決まったら、スコップなどで地面を掘り起こします。
今回は、使用するレンガの厚みが4cmだったので、砂の厚み約1cm+砕石の厚み約2cmを足して、合計7cmほどの深さで掘りました。
この段階で雑草をできるだけ取り除いておくと、後からの防草効果が高まりやすくなります。レンガを敷いたあとに雑草が出てくると処理しにくいので、ここは少し面倒でも丁寧にやるのがおすすめです。
地面を平らにするコツ|水平を取る方法
きっちり作るなら、手前から奥に水糸を張り、水糸を基準に掘る深さを決めると正確です。ただ、今回は「とにかく簡単に作ろう!」をテーマにしたので、水糸は使わずラフに進めました。
掘った地面は、木材の端材などで削りながら平らにします。左右が水平になるように水平器で確認し、ある程度整ったら足で踏み固めます。
その後、また端材で整えながら水平を確認します。この作業を繰り返すと、左右の水平が取れて地面もきれいになってきます。
手前から奥に向かって大きく波打っている部分があれば、直線またはナチュラルな曲線になるように調整しておくと、仕上がりが自然できれいになります。
最後にコンクリートブロックなどで軽く転圧して、地面をしっかり締めれば整地は完了です。

整地をしっかりやると、後の作業が格段に楽になります。仕上がりもきれいになるので、ここは一番大事な工程です!

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STEP3|防草シートで雑草対策をする
作業時間の目安:30分〜1時間
使う道具:防草シート、ハサミ、留め具
注意点:シートのつなぎ目を重ね、隙間を作らない
レンガの小道づくりで、かなり大事なのが防草対策です。レンガを敷いたあとに雑草が生えてくると、目地や隙間から抜くのが大変になります。
今回は、整地したスペースに合わせて防草シートをカットし、レンガを敷く範囲全体に敷きました。
シートにつなぎ目ができる場合は、少し重ねて留め具でしっかり固定します。ここが甘いと、隙間から雑草が生えてくる原因になります。
砂だけではなく防草シートを使った理由
砂だけでも一時的には雑草を抑えられますが、時間が経つと目地や隙間から雑草が出てきやすくなります。
防草シートを敷いておくと、土から直接雑草が伸びてくるのを防ぎやすくなります。特に、庭の小道のように長く使う場所では、最初に防草対策をしておくと後々の手間がかなり減ります。
実際に作業してみても、防草シートを入れておくと安心感がありました。雑草対策はあとからやり直すのが大変なので、最初に入れておくのがおすすめです。
STEP4|砕石と砂で下地を作る
作業時間の目安:1〜2時間
使う道具:砕石、砂、木材の端材、水平器、コンクリートブロックなど
注意点:レンガを置く前に水平と水はけを意識する
防草シートが敷けたら、その上に砕石を敷き詰めます。砕石を入れることで、地面が締まりやすくなり、水はけも良くなります。
砕石を敷いたら、木材の端材を使って水平を取りながら整えます。土を掘った段階である程度水平にしているので、ここは比較的楽に整えられるはずです。
軽く転圧したあとに砂を敷き詰め、同じように端材でならしながら水平を取ります。砂の層を作ることで、レンガの高さ調整がしやすくなります。
レンガの小道は雨の日に水がたまりにくいことも大切です。完全な水平にこだわりすぎるより、周囲の地面との高さや水の逃げ道も見ながら整えると安心です。


レンガを敷く前に下地を整えておくと、レンガの高さ調整がかなり楽になります。
STEP5|レンガの並べ方を決める
作業時間の目安:15〜30分
使う道具:レンガ、目地幅用の端材
注意点:小道の幅・カーブ・目地幅を見ながら仮置きする
レンガを敷く前に、まずは並べ方を確認します。レンガの小道は、並べ方によって見た目の印象がかなり変わります。
まっすぐ並べるとすっきりした印象に、少しずらしながら並べるとナチュラルな雰囲気になります。ヘリンボーンのような凝った並べ方もありますが、初心者の場合はシンプルな並べ方の方が作業しやすいです。
今回は、庭になじむナチュラルな小道にしたかったので、きっちりしすぎない雰囲気を意識しました。まず仮置きしてから全体のバランスを見ると、失敗しにくくなります。
STEP6|レンガをデザインに合わせて敷く
作業時間の目安:半日〜1日
使う道具:レンガ、水平器、ゴムハンマー、目地幅用の端材
注意点:水平と目地幅を確認しながら少しずつ進める
下地まで整ったら、いよいよレンガを敷いていきます。ここからは小道の形が見えてくるので、作業していて一番楽しい工程です。
レンガのサイズは、厚み・長さ・幅が一つひとつ微妙に違うことがあります。並べたレンガが水平になっているか、水平器で確認しながら置いていきます。
少し高かったり斜めになっている場合は、ゴムハンマーでトントンと軽く叩いて調整します。強く叩きすぎると沈みすぎることがあるので、少しずつ調整するのがコツです。
目地幅をそろえると見た目がきれいになる
レンガとレンガの間の目地には、あとで砂を入れます。目地の幅はある程度そろっていた方が、仕上がりがきれいに見えます。
自分が作りたい目地幅と同じくらいの端材などを挟みながらレンガを置くと、間隔をそろえやすくなります。


STEP7|目地を砂で埋める
作業時間の目安:30分〜1時間
使う道具:砂、ほうき、水
注意点:一度で終わらせず、沈んだら何度か砂を補充する
レンガを並べ終えたら、レンガの上に適量の砂をまき、ほうきなどで目地に入れていきます。
目地に砂が入ったら水をかけて砂を沈めます。その後、また砂を足して水をまきます。
目地の砂は、日が経つとさらに沈んだり、風で飛んだりして少しずつ凹んでいきます。最初のうちは、何度か砂を補充すると安定しやすいです。
今回は小道の脇にレンガを縦に並べるデザインにしたため、砂が外へ流れにくい形になっています。砂が外に流れ出てしまうデザインの場合は、レンガの外側を土などで固めてから目地砂を入れると安心です。

目地には珪砂(けいしゃ)という白い砂を使うと、また違う雰囲気になります。ホームセンターでも売っているので、見た目にこだわりたい方は試してみてもいいですね。
失敗しないためのポイント
- モルタルなしでも下地は手を抜かない
レンガを置くだけに近い作り方でも、下地が波打っているとガタつきやすくなります。 - 防草シートの隙間を作らない
つなぎ目が甘いと、そこから雑草が生えやすくなります。 - レンガの高さをこまめに確認する
あとからまとめて直すより、置きながら調整した方が楽です。 - カーブは最初に仮置きして確認する
いきなり敷くより、全体のラインを見てから固定していくと失敗しにくいです。 - 目地砂はあとから補充する前提で考える
水をまいたり時間が経ったりすると、砂は少しずつ沈みます。
よくある失敗
地面を掘る深さが足りない
レンガの厚みだけを見て掘ると、砕石や砂を入れたときに高さが合わなくなることがあります。レンガの厚み+砂+砕石の分を見込んで掘るのがポイントです。
防草シートのつなぎ目が甘い
防草シートを敷いても、つなぎ目に隙間があると雑草が出てきます。シートは少し重ねて、留め具でしっかり固定しましょう。
水平を確認せずにレンガを並べてしまう
見た目だけで並べると、あとからガタつきが気になることがあります。水平器を使いながら、少しずつ調整して進めるのがおすすめです。
レンガを置くだけで下地を作らない
レンガをただ置くだけでも小道の形にはなりますが、地面が柔らかい場所では沈んだり傾いたりしやすくなります。歩く場所として使うなら、砕石と砂で下地を作っておくと安心です。
レンガの小道とグランドカバーの相性
レンガの小道は、グランドカバーや花壇と組み合わせるとさらに雰囲気が良くなります。レンガの硬い印象を植物がやわらげてくれるので、ナチュラルな庭にしたい方には特におすすめです。
ただし、広がりやすい植物を近くに植える場合は、レンガの目地に入り込まないよう管理も必要です。小道の脇に植える植物は、広がり方や草丈も考えて選ぶと扱いやすくなります。
👉 実際にどんな花を選べばいいかは、こちらの記事で詳しくまとめています
よくある質問(FAQ)
レンガの小道はモルタルなしでも本当に大丈夫ですか?
下地をしっかり作れば、モルタルなしでも問題なく使えます。砕石と砂で安定した下地を作り、防草シートを入れておくことで、ガタつきや雑草も抑えやすくなります。
※レンガの小道を作ってから2年経っていますが、調整なしで全く問題ない状態です。
レンガの小道は何日くらいで作れますか?
小道の長さや広さにもよりますが、今回のような規模であれば2〜3日程度が目安です。整地に半日〜1日、下地づくりとレンガ敷きに1日、仕上げに半日ほど見ておくと安心です。
レンガの小道は雨や雪でも大丈夫ですか?
水はけを意識して下地を作っておけば、雨の日でも問題なく使えます。雪のある地域でも使用できますが、凍結と融解を繰り返す環境では多少のズレが出ることもあります。その場合は砂を足して調整すれば元に戻せます。
※冬を2回越しましたが、調整なしで全くズレは発生していません。
レンガの小道が完成したら、庭づくりがもっと楽しくなる

レンガの小道ができると、庭の雰囲気はぐっと良くなります。
小道の脇に何を植えようか、家と小道の間に花壇を作ろうか、エアコンの室外機をどう隠そうか。完成した瞬間から、次にやりたいことがどんどん出てきました。
オープンガーデンへの道のりはまだまだ遠いですが、レンガの小道ができたことで、庭づくりが一歩進んだように感じます。
さらに立体感のある植栽を取り入れると、庭の見え方が大きく変わります。
まとめ|レンガの小道はモルタルなしでも作れる
レンガの小道DIYは、作業量こそありますが、手順自体はとてもシンプルです。
- モルタルなしでも、下地を整えれば作れる
- 防草シートで雑草対策をする
- 砕石と砂で水はけの良い下地を作る
- レンガの並べ方は仮置きしてから決める
- 水平を確認しながらレンガを敷く
- 目地砂はあとから補充する
この流れで進めれば、DIY初心者でもレンガの小道は十分作れます。
まずは短い距離からでもOKです。レンガの小道があるだけで、庭の雰囲気は一気に変わりますよ。
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