少し見ない間に、裏庭がすごいことになっていた。
いや、もちろん毎日のように庭には出ている。
ただ最近の私は、ぶどう棚の補強やバラの誘引スペースづくりに夢中だった。
そして8月某日、ふと妻が担当する裏庭の一角に目を向けてみると――。
……なんか、すごいことになってない?

これ、ポタジェ?それとも菜園?
6月2日、妻から突然「ポタジェがいい」と言われたところから、この観察日記は始まった。
妻のひと言から始まった最初の記録はこちらである。
あれから約2か月。あらためて裏庭を眺めると、野菜も果物も、とにかく元気である。
葉の間では、きゅうりがすでに立派な大きさになっていた。

トマトには、まだ青い実がたくさんついている。

メロンも、ネットに入れられて大きくなっていた。

かぼちゃも、大きな葉の中でしっかり存在感を放っている。

ポタジェか、菜園か。
もう、どちらでもいい(笑)。
とにかく、妻が楽しそうなのである。
「大きなきゅうりが5本も取れた!」
そして8月某日。
妻が嬉しそうに報告してきた。

大きなきゅうりが5本も取れた!お漬物にするね♪
5本。
いつの間に、そんなに育っていたんだ(笑)。
そういえば前日には、ブルーベリーも収穫していた。

甘くて美味しい♪
こちらも、ずいぶん嬉しそうだった。
このあたりで、ふと気になった。
今、うちの庭では何が収穫できているのだろう。
妻に聞いてみた。

最初にニラ、そしていちご、ルッコラ、レタス、セロリ、きゅうり、ブルーベリーあたりかな
……結構ある。
これまでに収穫できたものまで含めると、思っていた以上に多かった。
しかも、前日のサラダに入っていたレタスとセロリも、うちの庭産だったらしい。
以前は、サラダにカレンジュラが入っているだけで「これ、うちの?」と驚いていた。それが今では、食卓に何気なく出てくる野菜が、当たり前のように庭産になっている。
庭で育てたレタスやカレンジュラが、初めて食卓へやってきた日のことはこちらに記録している。
どうやら、妻のポタジェはすっかりわが家の日常になったようである。
ただし、いちごについては聞いていない
しかし、妻の収穫リストの中に気になるものがあった。
いちご。
……食べたっけ?
私の記憶をたどってみる。
ない。
どうやら、私の知らない間に収穫され、私の知らない間に食されていたようである。
……ちょっと悲しい(笑)。
ぶどうだけは、今年こそ守らなければ
そして、もう一つ収穫を楽しみにしているものがある。
ぶどうである。
実もだいぶ大きくなり、一粒だけ、ひと足先に色づき始めていた。

ただし、ぶどうについては少し事情が違う。去年は収穫を楽しみにしていた8月末、カラスに一気に食べられてしまったのだ。
今年は同じことを繰り返したくない。
8月初旬の時点で、ぶどう棚の補強とバラの誘引スペースづくりは終わっていた。残るのは、カラス対策として棚全体へ防獣ネットを張ることだった。
揺れを減らし、バラの誘引場所も増やしたぶどう棚の補強については、こちらの記事にまとめている。
そしてその後、ぶどうをカラスから守るため、棚全体へ防獣ネットを施工した。その方法はこちらの記事で紹介している。
去年カラスにやられた8月末は、もうそれほど遠くない。妻だけでなく、私も少し焦っていた。
今年こそ、ちゃんと人間が食べたい(笑)。
「ポタジェがいい」から2か月
6月に妻から「ポタジェがいい」と言われた時、正直なところ、私はまだよく分かっていなかった。
その後、レタスが増え、メロンが増え、かぼちゃが増え、気づけば庭のあちこちに食べられるものが増えていった。
そして今、妻から聞こえてくるのは「植えたよ」だけではない。
「取れたよ」
「美味しい♪」
そんな言葉が増えてきた。
庭で育てて、収穫して、それが食卓に並ぶ。
いつの間にか、妻が言っていた「ポタジェ」が、わが家の暮らしの一部になっていたのである。
さて、次はメロンか、かぼちゃか、それともトマトか。
とりあえず、次にいちごが採れた時だけは、私にも一粒残しておいてほしい(笑)。
ひとつ前の観察日記では、枯れたと思っていたタラの木らしき木に、思いがけず新芽が出た。その時の妻とのやり取りはこちらである。






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